羽幌みんなでつくる自然空間協議会

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■『羽幌みんなでつくる自然空間協議会』とは

 羽幌川の河川切り替えによる跡地7ヘクタールに、道北本来の自然環境を復元し、生物多様性を確保することを目指し、ビオトープをつくっています。

■設立の経緯

 2001年から2003年にかけて、北海道海鳥センター友の会が中心となり「生きものとともに暮らす地域づくり」と題して、計15回の勉強会や大学研究林の視察などを行いました。この勉強会で、道北本来の自然環境や外来生物による影響、ビオトープとはなにか、自然の中での原体験の重要性などについて学びました。
 勉強会参加者の中から「昔は羽幌川でゴリ(ウキゴリ)が手ですくえた。今の子どもたちにも、自然体験できる豊かな環境を残そう」という声が上がり、協議会が設立されました。

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■活動理念

 町民自らの手で築き上げ、維持管理していく。そして、
【1】子どもたちをはじめとする地域の人々が、自らの意志と力で、教育・学び・憩いの場として原体験できる環境を創造する。
【2】作り上げていく過程を通して、力を合わせることの大切さや地域の自然について学ぶ。
【3】このビオトープを出発点に、地域の人々が、自らの生活空間など地域全体に「生きものとともに暮らす地域づくり」の芽をつくり、広げる。
【4】もともと地域にあった自然環境を呼び戻し、稀少になりつつある生きものを守る。

■活動内容

 池や小川を造成、植樹、草刈りなど環境管理作業を行っています。植樹は、地元高校や漁協、さまざまな団体とも協力して行っています。植えた苗木は20年から30年かけて生長し森をつくるため、完成には数十年の歳月が必要です。この活動は、次世代へと引き継がれていく、息の長い活動になります。

■もっとくわしく!

 自然空間はぼろに関する具体的な活動については、【Facebookページ】で随時掲載しています。興味のある方は、お気軽に海鳥センターまでお問い合わせください。

【北海道海鳥センター】
  〒078-4116 苫前郡羽幌町北6条1丁目
  TEL:0164-69-2080
  FAX:0164-69-2090
  E-Mail:seabird(アットマーク)town.haboro.lg.jp