第18回 はぼろサイエンスカフェ
『サクラマス資源を蘇らせる』
〜ダムのスリット化による取り組み〜
道南・せたな町で、サクラマス資源を蘇らせるために漁師と釣り人が声を上げ、治山ダム・砂防ダムのスリット化にこぎ着けた。その後スリット化の輪は、島牧村や乙部町、八雲町へと広がりを見せている。スリット化によりサクラマスの産卵場が拡大し、沿岸の海藻やウニの育ちも良くなり、サケの漁獲も上がったという。
治山ダム・砂防ダムがサクラマスを減らす仕組みと、スリット化による改善の効果について、現場から報告します。
■第18回 はぼろサイエンスカフェ『サクラマス資源を蘇らせる〜ダムのスリット化による取り組み〜』
日 時:2019年9月10日(火)18:30〜20:00
場 所:北海道海鳥センター映像ルーム
申 込:不要
参加費:無料
持ち物:マイカップ(コーヒーやお茶など、飲み物があります)
どなたでも、お気軽にご参加ください!
●ゲストスピーカー
稗田 一俊さん(フリーカメラマン/流域の自然を考えるネットワーク)
●稗田 一俊さんプロフィール
東京多摩川でヤマメの自然産卵を撮影後、北海道でサケやイトウ、ヒグマなどの野生動物の撮影を手がける。川から魚が姿を消すことや、森林施業後の立ち枯れに疑問を持ち、ダムや森林施業の問題に辿り着く。
河川流域の自然環境保全に取り組む「流域の自然を考えるネットワーク」のスタッフとして、現場での記録を担当する。
[共催] 北海道海鳥センター、北海道海鳥センター友の会
[協力] 流域の自然を考えるネットワーク、パタゴニア日本支社
●お問い合わせ
北海道海鳥センター
〒078-4116 北海道苫前郡羽幌町北6条1丁目
電話 0164-69-2080(月曜、祝日の翌日は休館)